今までiPhone11を使用していましたが、そろそろ買い替えようと思い、iPhone15pro 128GBのブラックチタニウムを注文しました。予約争奪戦には負け、2023/10/03から10/11家に到着する予定です。それまでに準備しようと思い、アクセサリを準備していた時、USB Type−Cがどういうものなのかを詳しく知らなかったため、調べたのでその内容を記事にしました。
役割
USB Type−Cは、給電・データ転送・周辺機器との接続をする役割があります。
各役割の概要については下記の通りです。
・給電は、最大100Wまでの給電が可能です。Power Delivery対応のPCの充電も可能です。
・データ転送は、最大40Gbpsの高速転送が可能です。
・周辺機器との接続は、4Kテレビなど高画質の映像を表示することが可能です。
※周辺機器との接続に関しては、使用される方は限定的だと思うことと、私自身もあまり使用しないため、以降では触れません。
規格
USB Type−Cの規格と転送速度は、下記のように呪文のような表記となっているため、対応するApple製品を記述しました。下に行くほど、ケーブルの金額が高くなります。
種類 | 最大転送速度 | Apple製品 |
USB 2.0 | 480Mbps | ライトニングケーブル(iPhone14pro以前のライトニングケーブル使用 モデル)と同等、iPhone15シリーズの規格(AppleではUSB2) |
USB 3.1 Gen 1 USB 3.2 Gen 1 | 5Gbps | |
USB 3.1 Gen 2 USB 3.2 Gen 2 | 10Gbps | iPhone15pro/proMaxの規格(今までより20倍速い)(AppleではUSB3-15-17) |
USB 3.2 Gen 2 x2 USB 4.0 Gen 2 x2 | 20Gbps | |
USB 4.0 Gen 3 x2 | 40Gbps | Thunderbolt 3と同等(iPad pro、MacBookシリーズ) |
給電については、USB 2.0でも最大100Wの高速充電ができるものがあります。
PC(PD対応)と携帯でUSBケーブルをどちらでも使用したい場合は、100Wのケーブルを購入するといいかと思います。携帯だけであれば、60Wのケーブルでも高速充電が可能です。
目的別ケーブルの選び方
使い分けを考えるのが面倒な場合や将来を見据えて一番いいケーブルを買うという考え方もありますが、転送速度や給電容量が大きくなるほどケーブルのコストは高くなります。
また、これまでケーブルの話しかしてきませんでしたが、ケーブルを繋ぐアダプタもそのケーブルのグレード以上のものを使用しないと機能を発揮できません。アダプタもやはりグレードがあり当然グレードが上がると価格も上がります。
アダプタ・ケーブルは消耗品のため、使い続けたらいずれだめになります。2〜3年後でもまだ使えるかなと思えるくらいのもので目的別に使い分けることがコスパがいいのではないかと思います。
私は自宅で充電する場所が、リビング・寝室・書斎の3箇所です。
寝室は、最低6時間くらい充電する時間があるため、高速充電に対応していないものでもいいです。
リビングでは、USB2.0の60W PD対応ケーブルで15Wくらいの高速充電に対応したアダプタの組み合わせで良いです。
書斎については、在宅勤務で週1回の出社の現状では、一番多くの時間を過ごす場所です。
PCも使用するため、データ転送用(USB3)で100W PD対応のケーブルとアダプタがあれば良いと現状では、判断しています。
高速充電をするシーン、場所により使い分けてはいかがでしょうか。
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