初めての確定申告 令和6年(2024年)

会社員は基本的に会社で税金の申告をしてくれているため、確定申告をしたことがなく、やり方がわからない人が多いのではないでしょうか。

私は10年以上会社に勤めていて、三年前に親から贈与を受け、株取引の損益通算とも重なり初めて申告した時にどうしたら良いか分からず、YouTubeとかで色々と調べた経験があります。
同じように初めてで何をどうすれば良いかわからない人もいると思いますので、確定申告を電子申請するのに必要な準備や申告時の注意点をまとめました。参考になれば幸いです。

初めて申告する人は、下記のような会社以外で得た利益がある場合などがあるのではないでしょうか。
・贈与
・暗号通貨などの売却利益
・株取引で一般口座の損益(特定口座の場合は証券会社が申告してくれる。)
・会社が上場廃止となりTOBに応じ持株の売却益
・副業の利益
など

確定申告の申請は国税庁のホームページにある確定申告書等作成コーナーで申請書を作成し、電子申請(e-Tax)を行います。
申請で必要なもの
・マイナンバーカード
・マイナンバーカード読み対応のスマホ(またはICカードリーダー)
・源泉徴収票
・ふるさと納税をしている人はその情報
・その他申請に必要な情報

実際の入力方法などは、国税庁のホームページで動画が公開されていたり、税理士や会計士YouTuberが確定申告についての動画をあげていらっしゃるのでご覧いただくのが良いと思います。

申告時の注意点

確定申告時にふるさと納税や2024年は定額減税の再申請が必要です。
ふるさと納税をしている会社員の方は、ワンストップ特例制度を利用している人が多いと思います。
ワンストップ特例制度を利用することで確定申告をせずに控除を受けられる制度です。ワンストップ特例で申告したとしても、確定申告を行うと確定申告時の申告内容が優先されます。その為、確定申告時にふるさと納税の情報を入力しないとふるさと納税の控除を受けられません。
定額減税も同様に会社で申請してくれますが、確定申告時に3万円✖️扶養者数をちゃんと入力しないと適切な減税を受けられないようです。
ですので、ワンストップ申請をしているから大丈夫とか会社で定額減税の手続きをしているから正しい入力をしないということは行わず、しっかりすべて入力することをおすすめします。

上記のような注意点はありますが、電子申請(e-Tax)ができるようになりわざわざ税務署に行かなくても申請ができるようになり便利になりました。
ふるさと納税のサイトによっては、e私書箱というシステムを使用してマイナンバーで内容を連携できるようになっています。証券会社や保険会社の情報も連携できるようになっており、対応している会社もどんどん増えています。
最初は面倒だなと思いましたが、やってみたらそこまで大変でもなかったと思いました。
しかし、税の仕組みはむずかしい。もっとわかりやすい制度だといいのになあ。

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